Past Exhibition

Window展 「81T+68M+51A=200」

2023年8月3日(木)〜8月24日(木) 土日祝休
9:30AM〜6:00PM
ギャラリー5610のウィンドウにて

1987年に河野鷹思、マックス・フーバー、アオイ・フーバーがそれぞれの年齢を足してちょうど200歳になるのを記念して制作された小作品*を、ギャラリー5610のウィンドウで展示しています。


*河野鷹思81歳+マックス・フーバー 68歳+葵フーバー51歳
1960年に東京でおこなわれた世界デザイン会議に参加した、イタリア代表の一人、ブルーノ・ムナーリと伴に来日したのが、ムナーリの盟友マックス・フーバーだった。
フーバーはスイス人だが、第二次世界大戦前よりミラノでデザイナーとして活動しており、コンクリート・アート(具体芸術)運動の同志としても、当時からムナーリとは肝胆相照らす仲だった。
世界デザイン会議の実行委員だった河野鷹思は、ムナーリ、フーバーの両者と意気投合、翌年ミラノでおこなわれたAGI(国際グラフィック連盟) の作品展に日本代表として参加。当時ストックホルムに留学中だった長女の葵が合流し、フーバーと初対面、その後に結婚するきっかけとなった。
ミラノAGIから四半世紀を経た1987年に、3名の年齢が合計200歳になることを記念して、イタリア、カントゥのStudio On Colorのパオロ・ミナリが、3名の作品2種類ずつ計6点のシルクスクリーン印刷をおこない、ムナーリが賛を寄せ、フーバーがグラフィックデザインを手がけて親しい友人や関係者に配られた。

ギャラリー5610のウィンドウ     gallery5610-deska.jp-minami aoyama

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