河野三秋氏は、作家として制作に励む一方で、美術予備校や専門学校の講師として後進の育成に携わってきました。教え子たちからの人望も厚く、今年9月には彼らによる氏の還暦をお祝いしたグループ展「華甲」展が開催されました。華甲展後、初めての展覧会となります本展では、レリーフを中心とした新作を展示いたします。
河野三秋（Sanshu KONO ）

金工作家

1948年東京に生まれる

1973年東京芸術大学美術学部工芸科鋳金専攻卒業

1973年日本クラフトデザイン協会（JCDA）会員（～92年）

1977年日本クラフト賞受賞

1980年延命寺地蔵菩薩制作

1997年国際交流基金作品買い上げ
最近の主な展覧会

2000年工芸むら田個展

2002年工芸いま個展

2003年日本橋三越本店個展

2004年目白オープンギャラリー（M.O.G）

2006年ワコール銀座アートスペース個展

2006年アサヒビール大山崎山荘美術館「現代の工芸三人展」

2007年和光本館「季を愉しむ」三人展